Vegansができるまで                      いのちを大切にするということ。

改めまして、みなさんに

この"Vegans Cafe and Restaurant"が

できるまでの経緯について、お話しさせて頂きます。


このお店に込められた、わたしたちの、
強い気持ちと決意を、ぜひ知って頂きたいと思います。


*私たちのお店と、お店の経緯について、
東京ヴィーガンズ・クラブでご紹介いただきました!

京都で人気急上中! 焼肉屋がヴィーガンに変身!
http://vegan.japanteam.net/article_20111203a.htm



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~人気焼き肉店から、菜食のお店になるまで~

"Vegans"は、実を言うと、元は焼き肉店だったのです。


焼き肉店が、どのようにして、
完全菜食カフェ&レストランに転向したのか。


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今から約11年前になります。
元々建築関係の仕事をしていたのですが、
肉料理が好きだったため、焼き肉の店を始めました。

お陰さまで、人気と売上も順調に伸びていたため、
40席そこそこのを、倍の広さのお店に作りかえ、
心機一転がんばろうと思って、営業していました。

お店の場所も近くの広い場所に変え、そこに屋上があったので、
家族で相談して、犬を飼うことになりました。

そこで、インターネットでペットについて検索していると、
毛皮や肉食に関するサイトに辿り着き、恐る恐る見てみたのが、
わたしたちが動物を巡る問題を知ったきっかけでした。

そこには、わたしたちが今まで知る事がなかった真実がありました。

正直ショックでした。涙が止まらなかったのを今でも覚えています。

その瞬間、お肉は一生口にするまいと心に決めました。
一番の理由は「かわいそうだから」という気持ちからです。

これまで、と殺場を見学した時にも、解体されるところを見た時にも、
全く感じなかったその感情が、心のタガが外れたように溢れ出てきたのです。

今まで9年間自分は何て事をしてきてしまったのだろう、と心から悩みました。
そしてこれからどうすればいいのか。。。

頭がおかしくなりそうでした。
全く、パニック状態になってしまったのです。

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新店舗で営業を始めて、1カ月後の事でした。
新店舗を作るために、数千万の借金をしていましたし、
その1年ぐらい前には、マンションも購入していたのです。

もうこれ以上、お肉は売りたくない、
でも、生活していかなければならず、
銀行さんにも御迷惑を掛けるわけにはいかない。

他の商売をする自信もなく、命を頂いて生活していることが
申し訳ない気持ちでしたが、
しょうがないじゃないか!と自分を正当化して営業を続けてきました。

妻や子供にも、こんなことを話して理解されるだろうか?
気でもおかしくなったのかと思われるのではないかと
本当の事が言えなかったのを覚えています。

しかし、私がお肉や魚を口にしないのを、隠しとおせるはずもなく、
妻や子供に話したところ、意外と好きにすれば、
という感じで気にもされなかったようです。

それから、菜食の生活が始まり、
心のバランスを保つのに情報を集め、その方面の本を読みあさりました。

出会う本、出会う本何故か正しい方向に導かれるかのようでした。

このままではいけないと、妻と毎日話していたと思います。
そんな日々が流れ、妻も私も、精神的に疲れ果て、
焼き肉店をやめて、菜食のお店に変えよう、と決めたのでした。

何の知識もスキルも無いけど、自分が正しいと思う事をしたかった。
ただそれだけでした。。。

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そして、菜食を始め約2年、色々な方々に支えられ、

2011年10月10日に、完全菜食カフェ&レストラン
 "Vegans" をオープンする事ができました。

借金は増え、現在の売り上げは、焼き肉店経営時の10分の1以下に下がり、
借金が返済できるかどうかもわからない状況ではありますが、

不思議と心は晴れやかで、「なんとかなるんじゃないか」と気楽に考えております。

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なぜ、菜食にしようと思ったのでしょうか?


簡単です。
心にも体にも良く、環境破壊を少なくし、
世界の飢えを無くし、動物たちが守られ、世界が愛に満ち溢れるからです。


"Vegans Cafe and Restaurant" 店長 松田

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